私は幼少期から両目とも視力が0.01以下でした。
コンタクトレンズをすれば矯正できたものの、
肩こり・ドライアイ・角膜が傷ついた時の
痛みがひどかったので 将来のことも考え、
30代の時に、両目に眼内レンズ(人工の水晶体)
を入れる手術をしました。
そのあとに調整の為のレーシック手術もして、
生活するのに支障がないレベルまで
見えるようになりました。
しばらく順調だった視力ですが、
2年くらい前から
右目が見えづらくなってきました。
老眼かと思い、しばらく放置していましたが、
次第に、近くにも遠くにも、
どこにもピントが合わなくなりました。
不安に思い 検査を受けたところ、
白内障でした。
白内障と聞くと
大した病気じゃないと思うかもしれませんが、
私の場合は 元々が強度の近視で
すでに眼内レンズが入ってるので
少し厄介です。
眼内レンズを取り外し
濁った水晶体を吸引して
再度、強度近視用の眼内レンズを
挿入する必要があります。
元々の視力が悪い人ほど
術後の視力が上がりづらいと説明を受けました。
それでも覚悟を決めて手術を受けました。
結果ですが、
思ったほどの視力が出ませんでした。
ピントがどこにも合いません。
時期を見て もう一度手術する事になりそうです。
保険が適応される白内障手術もありますが、
私が受けた手術は適応されなかったので、
それなりに費用がかかりました。
会社も一週間ほど休みました。
もう一度手術すれば
本当に見えるようになるのだろうか?
不安や恐怖、
いろいろ考えるとキリがありません。
どんなに考えても悩んでも、
この状況は変わらない。
ならば 受け入れて生きていこうと思います。
そもそも、この状況は不幸なんだろうか?
左目はくっきり見える。
元々、視力0.01以下だったのに、
このブログが書けるくらい見えてることは
奇跡だし感謝すべきことだろう。
メガネもコンタクトも手術もない時代に
生まれたら、
ほとんど見えず相当苦労したと思う。
困ってる人・苦しんでる人の気持ちが
分かるようになった。
プラス要因はいくらでもある。
どんな出来事にも
学ぶべきところ・感謝すべきところはある。
大丈夫だ。
前向きに穏やかに今日も生きる。